年賀はがきを出す方が少なくなったこともあり、家庭用インクジェットプリンターは年々売れなくなってきているという記事をどこかで読んだ記憶があります。
一方で、昨今のコロナ禍で学校がリモート授業を行うことが増えたため、教材のプリントアウトのために購入される方もいらっしゃるという記事もどこかで読んだ記憶があります。
ここでは、インクジェットプリンターを長く使い続けるために心がけていただきたいことをまとめてみました。
最大の敵は「ノズル詰まり」
インクジェットプリンターのトラブルで最も困るのが、「ノズル詰まりによる印刷のかすれ」ではないでしょうか。
この場合、まず「ノズルのクリーニング」という操作を行います。
クリーニング操作は、本体のメニュー画面から機能を選択して行うことも、接続しているパソコンの「プリンタのプロパティ」を開いて行うこともできます。
クリーニング操作後、かすれが解消したかどうかを「テストページの印刷」や「ノズルチェック」機能を使って白い用紙に試し印刷を行って確認します。
かすれが解消するまでクリーニング操作と試し印刷を繰り返すのですが、3,4回繰り返してもカスレが解消しない場合は、残念ながら修理に出すか、買い替えが必要になります。
ノズル詰まりを防ぐには
ノズル詰まりを防ぐ方法は「定期的に印刷する」。これにつきます。
月に1回程度はテストページを印刷するのがおすすめです。ほとんどの機種で、テストページを印刷するとすべてのノズルにインクが通るので、乾燥によるノズル詰まりを防ぐことができます。
「紙とインクがもったいない」と思われるでしょうが、長持ちさせるための維持費と考えていただけたらと思います。